症状 |
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高速道路を走行中に突然エンジンが停止、再始動不能。リアシリンダー側のスパークプラグに火が飛ばない。 |
故障の原因 |
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点火システム |
経緯 |
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エンジンが停止する少し前から以下のような症状が発生。 ・3,000回転付近でエンジンの吹け上がりに引っかかりが生じる。もしくはそれ以上吹け上がらなくなる。 ・回転数を落としてエンジンを落ち着かせると通常通り走行可能な状態に戻る。 ・回転数を2,800回転程度までに抑えると支障無く継続して走行が可能。 |
使用している部品 |
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カムポジションセンサー、イグニッションモジュール:Altmann Micro Machines |
経過・コメント |
ポイントカバー内のセンサーはエンジンの回転に合わせて反応するため異常箇所としてモジュールが疑われます。 イグニッションコイルで発生した高電圧の電流がモジュール側へ逆流したことが故障の原因だと思われます。 また同時に「ツインプラグ」は推奨していないとも言われました。第二のスパークプラグがプッシュロッド側に設置されているためプラグコードは2本のプッシュロッドカバーの間を通ることになります。 Mr. Altmann の説明には納得させられる点も多々ありましたがエンジンの仕様を考えるとツインプラグからシングルプラグへ変更はしたくはなかったのでひとまずDynatek製DYNA2000iイグニッションモジュールを利用して修理を行うことにしました。Altmann製AMM-P2はモジュールボックスに設けられた3つのロータリースイッチを操作することで走行中においても点火マップ、レブリミッターを変更することが可能な点が魅力でした。機会があれば再び使用してみたいイグニッションシステムです。 |
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